難しいけれどやりがいのあるのれんのオーダーメイドデザイン
のれんは、古い歴史を持つ日本独自の伝統的な文化で
京都が発祥地とも言われています。
お店にとっては店名を示すだけでなく、店内の雰囲気や
店のこだわりまでも表現する「顔」として、長年にわたり使われてきました。
お店にとって大変大切なのれんを、オーダーメイドデザインの撥水のれんでつくってみませんか?
撥水のれんは、撥水加工された生地を使用する、
または通常の生地に後から撥水加工を施すことで
浸透することなく水をはじきます。
水がかかると水玉となり、風などの自然な力で表面を転がって
ころころとスムーズに流れ落ちていきます。
大切なお客様に濡れたのれんをくぐらせることもなくなります。
メリットも異なる!知っておきたい生地のさまざまな加工の種類
生地は様々な形で活用されるため、必要とされる昨日はその都度異なります。
どのような加工の方法があるか、それぞれどのようなメリットがあるかという事をおさえておきましょう。
まず有名なものとして防水加工があります。
繊維のすき間を樹脂などで埋めることで水を通りにくくするため、傘やテントに使うことが出来ます。
耐水加工も同様に繊維のすき間を埋める形で水を防ぎます。
水を通さない点は大きなメリットですが、隙間がなくなるので通気性が悪くなりやすいのがデメリットと言えるでしょう。
似たようなもので撥水加工があります。
水をはじくような加工をしたもので、通気性をある程度確保しつつ
少々の水ははじくことが出来るのがメリットです。
大量の水や長時間の濡れには対応できないこともあります。
他にも紫外線をカットする加工や燃えにくい加工、汚れが付きにくい加工など様々な方法があります。
使うシーンに合わせてどのような機能が必要かを考えていきましょう。
撥水加工で十分な場合も多い
屋外で使用しても雨水などによるしみや生地の痛み、
カビの発生などの被害を防いでくれるので、長い間使用することが可能です。
また汚れが付いても雨などが汚れを流し落とし、
汚れがつきにくいという優れものです。
生地の風合いを損なわず、長期間高い撥水効果を持続し、
きれいな状態で使用することができます。
オーダーメイドデザインなら、お好みのサイズや生地を使って
仕立て方から染め方、色や柄など希望に合ったオリジナルの
撥水のれんをつくることができます。
生地の種類も綿や麻、化繊など豊富な中から選ぶことができます。
また書体や家紋、ロゴマーク、イラストなどを入れられるのも
オーダーメイドデザインならではです。
のれん棒などの小物類も選べるので、まさにこだわりののれんをつくることができます。
撥水のれんには、通常の生地に後から撥水加工を施す場合と、
最初から撥水加工された生地を使用してのれんをつくる場合があります。
撥水加工は加工料として追加料金を支払うのが一般的です。
あらかじめ撥水加工された生地は、綾織のさらっとした衣料にも向く肌触りで
少し光沢があります。
撥水加工をする時間が省けるので、納期が早いとも言われます。
つるっとした質感ですので、和の雰囲気を大事にしたい場合は
他の生地のほうがおすすめです。