厳しい基準をクリアした安全な素材
のれんに使用することがある防炎シアリエステルの中でも縫い付けタイプと呼ばれている生地は、
日本防炎協会防炎最高ランクの試験に合格していることから安心して使用することができます。
試験では生地そのものに防炎効果があることが求められるのはもちろんのこと、
最高ランクではさらに5回まで洗濯をしても効果が維持されることが
確認されているほか、水洗いの洗濯だけではなく
ドライクリーニングにも対応しています。
特にのれんは屋外でも使用することがあり、洗濯やクリーニングができるのが
嬉しいのに加えて、5回までなら防炎効果が維持されるのも安心です。
そんな防炎シアリエステルは天然の麻を模した麻調ポリエステル素材に
仕上げられており、独特の風合いと優しい手触り、そして透け感があるのがおしゃれです。
その名称の語源となっているのがシアーで、薄い生地や透明であることを意味します。
風に吹かれることで適度な透け感が見えるのがおしゃれで、のれんとして使用すれば
道行く人々にアピールすることができます。
やさしくおしゃれな素材が目を引き、そこに記載されている店名や商品名などが印象に残り、
思わず立ち寄ってみたくなることから集客のアップが期待できます。
素材が可能にした豊かな表現
のれんはある場所に設置するだけではなく、風に吹かれることで異なった雰囲気を醸し出すことができ、
動くものに興味を持つ人間の本能に訴えながら記載した店名や商品名などを強く印象付けます。
しかし、見慣れてくればいつもののれんだと思い、さほど気にせず通り過ぎてしまうケースも少なくありません。
そこで縫い付けタイプの生地を使用すれば、ぼかしの表現も可能で、新たなテイストでインパクトを与えます。
比較的軽い素材であることから風に吹かれるとよく揺れるのに加えて、反対側からの太陽光や照明などで
透け感が出て、その時に麻調ポリエステル素材の質感が見えてきます。
この雰囲気にプレミアム感があることから、これまでに無かった
訴求力を生み出します。さらに風に吹かれることで見え方が変わるので、
角度によって違う表情を見せてくれるのも特徴です。
これを活かしてグラデーションを作り出したり、ベースの色と文字の色を
変えるなどして目立たせることができます。
一部には染色に対応しながらも防炎基準を満たした製品もあり、
これならばカラーバリエーションは無限に広がります。
デザインに柔軟な対応ができることで、あらゆるシーンに対応することが可能になりました。