のれんの素材や色で大きく変わる店舗のイメージ
古風な和のイメージがあるのれんは、呉服店や陶器店、
お茶やお香など伝統的な老舗で使われていたり、料亭や旅館など
格式高い老舗にあったりするイメージがありますが、最近では
おしゃれな雰囲気づくりをしたいお店で使われることが増えてきており、
本場京都にオーダーすることが話題になっています。
京都ののれんは、品質が良く、本場ならではの色や織り方、
素材などをオーダーすることができ、満足度が高く
おしゃれに出来上がるので大変流行しています。
人気がある素材は麻で、ほんのりと透けるような生地の質感や
肌触りの良さ、使うほどに増していく風合いなど素材が持つ美しさや
雰囲気を気に入って選ぶ人が多く、大変人気があります。
麻ののれんは、色によってイメージが異なるため、
お店のイメージに合わせて選ぶことで、お店の雰囲気づくりをすることができます。
色の違いで感情が左右される?色が心理に与える影響
身の回りには多くの色がありますが、これらは私たちに多くの心理的・生理的影響を与えています。
赤は活力が出る反面、警戒を促す色です。
明るさを与えるオレンジや黄色は、元気が出て食欲を促進する作用もあると言われています。
リラックス効果があるのは、森林をイメージさせる緑です。
涼しく爽やかな印象を与える青は、落ち着きたいときに効果的です。
高貴な人が身につけることの多い紫はエレガントに見せるだけでなく、鎮静効果も持ち合わせています。
誰にも染まらない黒は威圧的に見えることもありますが、正装や高級品に使われることが特徴です。
式典や医療関係者の服を連想させる白は、最も清潔感のある色でしょう。
学校での例を挙げると、壁などには柔らかい色が使用されていますが、生徒たちの制服は黒や紺です。
これらは地味でありながら、きちんとした印象を与えます。
知性と礼儀正しさを兼ね備えている印象になり、着ている側は落ち着くことができる色です。
自分が出したい雰囲気を色で表す
ベージュやこげ茶、グレーは、落ち着いたイメージで、ピンクやうぐいすは
さわやかでフレッシュなかわいらしさを演出します。
藍は、活気がある若々しさを演出しながらも熟練した落ち着きも感じさせる人気食です。
白は涼やかでスマートな大人の人が出入りするお店に似合う清潔感があります。
和のイメージがある抹茶は、スイーツ店やカフェ、和菓子店などに
良く用いられる色で、おいしそうなイメージを受ける人が多く、
最近大変注目されており人気があります。
また、無地だけでなく家紋や屋号、絵柄などを入れるデザインも
世界的にも注目されており流行しています。